よこみち珍道中 剣尾山編 久しぶりの山

どうも、よこみちです。
昨日は有休で、たまたま休みが合ったmark-naと、能勢の剣尾山に登ってきました。






子供を保育所に連れていったり、洗濯物を干したりで手間取り、予定より若干遅れ気味で出発。



府民牧場の手前のファミマで水と食料を調達。
向かいのパン屋さんで朝ご飯を購入。
ここのパンがまた、しっかりした歯応えでおいしい。



で、風景に見とれて少し行きすぎたりしながらも、能勢の郷の駐車場に到着。
準備体操もそこそこに、さっそく出発する三十路男子2名。



まず最初にあらわれたのは、上のほうが大きく迫り出している、高さ5mほどの大岩。
オーバーハングの平らな壁面には、いつの時代のモノなのか、如来さまの浮き彫りが。
そのむかし、この山は行者さんたちの修行の場だったんだそうで
如来さまの右には、現代のロッククライマーでなくても頑張れば昇れそうな手がかりが上まで続いている。



如来さまが彫られる前には、行者さんたちが道具も使わずフリーソロをキメていたんだろうか?



さすがに如来さまの横を昇るなんて恐れ多いのか、手がかりに使用した跡は残ってない。



次にあらわれたのは、今にもごろりと転がりそうな、根元が浮いているようにさえ見える高さ6〜7mほどの極端に迫り出した岩。
オーバーハングというより、根元はもはや水平に近い。
そんな岩の下に、人がうずくまったくらいの大きさの石があって、達磨岩、とある。



今にも落ちてきそうな大岩の下で、悠然と黙想している高僧のように見えなくもない。
多分むかしの人たちはそう思って、この今にも転がりだしそうな岩の前にお堂を建てたんだろう。



登山道を先に進み、その岩のうえに出ると。
里を一望、といった感じの眺望。



うーん、やっぱり良いね、こういうの。



悩みというか、将来への不安というか、日頃アタマのすぐ上をぼんやりと押さえつけてくるもやもやした気分が、全部吹き飛んでゆく感覚。



言ってしまえばハイキング程度の、登山なんておこがましくて言えない、整備された低山でも、充分こんな晴れ晴れしい気分になれるわけで。



いやぁ、山って良いなぁ。



優雅な休日を満喫するよこみちであった。



続く。