富士回顧録、反省点

どうも。
富士山レポートが終わって、何だかちょっと寂しいよこみちです。



こんだけ長いこと書いてたわりに、まだまだ書いてないこと、書き忘れたことがあるわけで。
2日間てのは、思ったより長いんだな、なんて思うわけです。



さて。
せっかくなんで、今回の反省点や、成功した点をまとめておいて、これから富士山に登る人が参考にできる(かどうかは保障できないけど)そんな情報も発信しておきたいな、なんて。



では、さっそく。






【新幹線より、高速バス】
これはもう、ホントに参った。
河口湖口は三島駅からそうとう遠いので、市バスに乗る時間も考えれば、ずっと座ってられる直通バスのほうがはるかに楽。
東京の方からだと、電車で河口湖までこれるから関係ないけどね。
ツアーだと五合目まで直だから楽だろうけど、他の人とペースを合わせないといけないので、ちょっとつらいかも。
脱落者もかなり出るみたい。
ツアーのほうが安いけどね。



【マイカー規制の時期に合わせる】
詳しくは知らないけど、五合目に着く直前に足止め、てのは何だか興が削がれる感じ。
五合目近くの路駐を見ると、なんかもう、がっかりするし。



【靴は、しっかりしたものを】
出来ればちゃんとした登山靴で。
登山中に靴底が外れたりしたら、にっちもさっちもいかんからね。
いや、冗談じゃなくて。
ホンマに山の中腹に、靴底落ちてたから。
それも、真新しい靴底で、メーカーもよく聞くしっかりしたつくりがウリのとこ。
その靴を履いてた人は、そこからずっと靴底ナシで登って行ったんやろか、と思うとけっこう怖い。



【レインスーツは透湿性のあるものを】
見た目よりも、透湿性重視で。
防寒具としても使えるので、絶対に持っていこう。
そんなに高いのを買う必要はないけど、ビニールのレインコートだけは避けるようにw
六甲に行ったときのよこみちみたいに、結露して中がびしょびしょになります。



【ヘッドランプは必携】
日の出てる間しか歩かない予定でも、予定どおりいかないこともあるので、念のため。
なかったら完全に足止めを食う可能性もあるし、そんなに重いもんでもないからね。



【補給食のたぐいは多めに】
こまめに食べると、疲れにくいみたい。
ちなみに、よこみちが持ってったのは、羊羹と干し梅。
これは一緒に登ったmark-naとTチャンにも好評でした。



【サンダルがあると楽】
電車やバスでずっと登山靴履いたまま行くと、登る前から疲れちゃうからね。
下山してすぐに登山靴脱げるのもすごくイイ。
山小屋で泊まるときにも、ちょっと外に出たいときとかにも便利。



【足の爪は短く切っておく】
これ重要。
長いと爪に負荷がかかってしまい、あとで白く死んじゃう。
2週間ほどで、死んだ爪がべろんっと剥がれてびびります。
そんなに痛くはないけどね。
よこみちもmark-naも、一枚ずつ死にました。



【御殿場口は過酷】
初心者は行かないように。
砂利が深くて歩きにくいし、山小屋は極端に少ない。
何より、他の登山道の倍くらいは距離がある。
もはや修行です。



【歩くペースは遅めで】
息が上がらない程度が多分ベスト。
よこみちは今回、遅すぎたと思うけどね。



【日焼け止めはかならず塗る】
晴れると相当紫外線が強い。
さらに雲海が出てると、もう物凄く強い。
ワイルドな野郎でも、塗っときましょう。



【スパッツは不要】
本来、雪が靴に入らないように靴にかぶせるスパッツ。
砂が入らないようにするため着用、と書いてあるサイトとか情報誌もあるけど、わざわざそのために買うにはすこし高い。
イカットの登山靴なら砂は入ってこないし、よこみちみたいにビニールテープでパンツと靴をくっつけるのも格好悪いけど有効。
ただ、何の対策もせずに行くと、砂が靴に入るたびに休憩、てことにもなりかねない。



【耳栓】
山小屋で寝るときにあれば、他の人のがさがさする音が気にならなくて良いかも。
でもたぶん耳栓してたとしても、途中で起きちゃったらそれほど効果はないかも。
いったん外に出て、気分を変えるのが効果的。



【クーラーバッグ】
保冷剤の代わりに、凍らせたペットボトルのお茶などを入れとくと良いね。
登ってると、やっぱり冷たいものが欲しくなります。



【てっぺんビールは禁止】
だって、体調崩れても、自力で降りなきゃなんないからね。
高山病になる恐れあり。



【パンツはストレッチ素材がお薦め】
下着じゃなくて、ズボンのほうね。
やわらかくて乾きやすいモノを。
ジーンズなんて、もってのほか。



あとは、何かハプニングがあってもグチグチ言わずに、逆にそれを楽しもうという気持ちが重要。
それさえあればなんとでもなる、とも言えるね。



他にも言いたいことはたくさんあるけど、とりあえずはこれで富士山の話題は終了。



いつかmark-naとこの文章を読み返しながら、酒を酌み交わす日が来るんだろうなぁ。