大いなるフェイント

yokomichi2008-09-20


残念ながら、ネオンテトラがまた1匹、給水口でぴろぴろなってました。



これはもしかして、死んでしまったから給水口に引っ掛かってるんじゃなくて、給水口に引っ掛かったから死んじゃったのでは…。



稚魚用の給水口カバーを買ってこなきゃ。
(その前に金魚と水槽を分けるべきだろうか…)



さて、普通のレポートなら大概省略する部分ばかりでお送りする、よこみち富士山レポート。
今日も無駄を省かずに、だらだらと気ままにまいりましょう。






ざじっざじっざじっ。



なぜか見ず知らずのおっちゃんも一緒に、5時20分のバスに間に合うように小走りのよこみち御一行。



このペース、ちょっとキツいんですけど。



ストックを半ば松葉杖のように使いながら、少し遅れてついていくよこみち。



そんなことお構いなしに、おっちゃんと仲良さげに話しながら先を急ぐmark-na。



少し息があがってきた。



ざじっざじっざじっ。



はぁ、はぁ、はぁ。



…思ったより長いな。



爪先も、スネも膝も、腰も痛い。



ざじっざじっざじっ。



もう5時18分だ。
バス停に着く気配すらない。



ふぅふぅ、もうこれ、間に合わへんのちゃう?



「いや、昨日みたいにバスが遅れてるかも知れん」



ふぅふぅ、それも、そうか、はぁはぁ。



まったく歩調を緩めないmark-na。



もうそろそろホンマに限界。



挫けそうになったよこみちのまえに、何か四角いものが並んでいるのが見えた。






背もたれのないベンチが数列、小さな広場に並んでいる。



何でこんなとこにキャラクターショウの客席があるんやろか?



幻覚でも視てるのかと一瞬思ったけど、そんなわけない。



山小屋だ。



どっちかっていうと、観光地でよく見かけるお土産やさんみたいなお店が、キャラクターショウの舞台にあたるところに建ってる。



やった、着いた。



終わったんだ、やっほぅ。


お土産の前を通り過ぎ、店の正面にある幅の広い石段を駆け下りる。



バス停、バス停、っと。



霧のなかを急ぐ。



…あれ?



バス停がない。



終わりだと思ったけど、まだもうちょっとあるみたいだ。



道の両側は、背の低い笹などが茂っている。
もう、すぐにでもバス停に着きそうな雰囲気なのに。



時刻は5時25分。
急ぎ足で砂利を蹴散らしながら進む3人。



まだ、間に合うのか?