ついに登頂 - つれづれDIARY

来週は、デトロイト・メタル・シティを観に行く予定です。
よくあんな内容を映画化できたもんですね。

原作の漫画の方は、好きなんだけど家の本棚には入れたくない、と思ってしまうのは僕だけでしょうか。
ほかにも今気になっている漫画は、
【宇宙兄弟】

【玄米せんせいの弁当箱】

あ、あと、
【竹光侍】も良いですね。

…ジャンルに統一性がなさすぎですね。

小説の方は、いまこれを読んでます。
【天空の舟】

まだまだ宮城谷昌光さんの描く古代中国にどっぷりハマっております。

さてそんなちょっと軽く現実逃避的マニアック指向のよこみちが描く富士登山記、ついに登頂です。

頂上まで、これが最後の休憩になる予感。
９合目からやけにハイペースで登り続けてたわりに、まだ体力には余裕がある。

…頂上ついたら、ビールが飲みたいな。

ビール、ビール、ビール。

変な掛け声とともに岩場をどんどん進んでゆくと、砂利道にでた。
すぐうえに、城壁のようなものが見える。

…とうとう来たんだ。

道幅が広がり、道の両側に何だか新しい石の狛犬が。
そっか、ここは神社でもあるのか。
そういや鳥居もあったし。

きれいに整備された石の階段を、歩くのももどかしいような急いた気持ちで一気に登り切る。

着いた。
頂上だ。

階段の上のスペースはちょっと広くて、神社と山小屋が並んでる。
でも、何だか人が多くて良くわかんねぇや。
若干雲がかかっちゃって、あんまり見晴らしも良くないし。

頂上に着いた、…んやんね？

とりあえず、ビールだ！

缶ビールが１本600円もするけど、冷えたビールを富士山頂で飲めるんなら安いモンだ。

ぷしっ

かんぱ〜い！

んっ、んっ、んっ。
っくぁ〜！

んまい！

山小屋のなかの縁台みたいなベンチに陣取ってビールを飲んでいると、ガスストーブでお湯をわかしてインスタントラーメンを作るのが馬鹿らしく思えてきて。

「すんません、みそラーメン３つ！」

運ばれてきたラーメンは、たぶんどうってことない、何の変哲もないラーメンなんだろうけど。

…染みるね。

だいたい500mlの水が500円もするのに、ラーメンは800円と山小屋価格にしては良心的。
麺を茹でるのも、器を洗うのだって水が要るのに。

ラーメンを一気にすするよこみちたち３人。

別れのときが近づく。

ここまで一緒に登ってきたTチャンは、さっきと同じ河口湖口をおりる予定。
一方mark-naとよこみちは、富士山の東側にあたる御殿場口へとおりることになっている。

ちょっと名残惜しいけど、ここでお別れ。
また何か機会があれば、お会いしましょう。

後ろ髪を引かれながらもTチャンに別れを告げ、一路御殿場口へと向かうmark-naとよこみちであった。