マナーの問題…?
盆休みには家族で天文台に行くことにしました。
一般公開している望遠鏡のなかでは国内最大、なゆた望遠鏡。
富士山と同じく、何年も前から行きたかったとこなので、とても楽しみ。
それはそうと、いつまで続くのか、よこみちの富士山レポート。
ようやく登山口に到着、の巻。
バスが料金所を通って、2〜30分が過ぎた。
あいかわらず林の間の緩やかな登り坂を、快適なスピードで走り続けていたバスが、とあるカーブの手前でゆっくりと止まる。
おや、もうじき駐車場なのかな?
バスの前には乗用車が2〜3台見える。
その向こうにあるのは。
よこみちは目を疑った。
カーブの内側の路肩に寄せて、何台かが路駐してるじゃないか!
道幅は対向1車線ずつで、路肩路肩って言うてもひとが一人通れる程度。
駐車車両があると対向車がかわせない。
しかもカーブの手前で見通しが利かない。
ありえへん!
こんなところに停めたら、いつ事故が起きてもおかしくない。
いやむしろ事故が起きないほうが不思議だ。
こんな悪質な路駐、許したらアカンて!
対向車が途切れずに来るため、足止めを食らうバス。
普段は目の敵にしてる、街中で駐禁きってる緑色のおっさんをここに連れてきたい。
いや、駐禁ではなまぬるいよな。
引っきりなしにくる対向車のなかに、パトカーが一台混じってる。
おまわりさーん、駐禁きって!
いま駐禁きったら、ヒーローになれるで!
無情にも駐車車両の横を通り過ぎてゆくパトカー。
いま駐禁きらんでいつきんねん、あほーっ!
ヒーローになりそこなったあげく、3の倍数呼ばわりされて走り去るパトカー。
その後も途切れる様子を見せない対向車。
よりによってこんな、マナー違反というかそれ以前の問題で足止めを食らうとは。
外国からもたくさんの人が来るところなのに。
ニッポンの恥だ。
こんな、人の迷惑をかえりみないヤカラに、富士山を登る資格はない!
と、激しく憤ること十数分。
ようやく対向車が途切れた。
さ、いよいよ5合目の駐車場だ。
バスがゆっくりとカーブを曲がる。
あれ?
路駐車両が、ずらあっと続いてる。
ぉおい!
路駐しすぎやろ!
まだ駐車場に着く気配はない。
ずっと片側一車線のまま、延々とつづく路駐の横を、バスは走り続ける。
カーブをいくつか過ぎても、路駐の列はまだ続いてる。
いい加減よこみちもあきれてきたんだけど、まだ路駐は途切れない。
こりゃ、ひどいな。
まずもってマイカーで来るのが間違いだと思うけど、駐車場が満車だからって、こんなとこ停めていくのはどうかと思う。
有料道路なので、満車だからって引き返したくないことぐらいはわかるけど。
信じがたい路駐の列は、2km弱はあっただろうか。
ようやく駐車場に到着。
よこみちとmark-naは、富士山への第一歩をついに踏み出したのであった。