バラエティによくある風景
腰の痛みは制圧したものの、敵(痛み)の戦力は股関節へと本拠地を移し、股関節痛となって長期戦の様相を呈しつつあるよこみちの腰痛戦役。
よこみちの主戦力【湿布】が敵(しつこいけど痛みのことね)の本拠地(股関節だね)を包囲しはじめてすでに一ヵ月が過ぎようとしていた。
【痛み止め】部隊も早い段階で参戦しているものの、戦況は硬直。
10日後に富士登山の予定があるよこみちは、それまでに何としても制圧しておかなくてはならない。
先日参戦してもらった傭兵部隊【接骨院】は、新兵器【鍼】を繰り出したものの戦局に大きな変化はなかった。
とある情報によると【ヤブ】と呼ばれる非戦闘部隊であることが判明。
どうにかこの戦況を打破したいよこみちは、新たな戦力となる部隊を編成するため電気屋へ。
新部隊の名は【低周波治療器】
これで舞台はととのい、一気にこの戦役をおわらせるつもりでいたよこみちに、新たな刺客が現われた。
その刺客は、よこみちがまさに新戦力【低周波治療器】を戦場に投入したそのとき、何食わぬ顔で近寄ってきたのだった。
「ちょ、それ、どんななん?
見して見して。」
うちのカミさんである。
さりげなく指揮系統(リモコン)を掌握したカミさん。
【低周波】部隊に勝手に司令を下した。
突撃(出力最大)!
ごぁああっ!
もだえるよこみち。
まるで別の生きもののようにびくんびくん暴れるよこみちの尻を尻目に、笑い転げるうちのカミさん。
あかん、あかんていたたたた!
結局、新戦力の寝返りによって戦況は悪化。
富士山までに治んのか? コレ。