今日は豪華2本立て

そろそろ読者も減ってきたことでしょう。
のびのび書けるね。
誰も期待してないよこみち珍道中、いよいよ華僑(それは中国人)






風吹岩をあとにしたmark-naとよこみちのふたり。
がんがんと進んでゆきます。
いや、本人たちはいたって良いペースで進んでるつもりなんです。



…でも。



なんだか、がんがん追い越されていくんですけど。



50歳前後の軽装な方たちに。



軽くへこみました。



まぁ、たぶんすごく登り慣れてる方々なのでしょう。



ワイシャツの人までいたんだから。



雨降ってんだよ?
このさきにオフィスなんてないよ?
何故にワイシャツ?



数々の疑問をよこみちに抱かせつつ、軽快に去ってゆく50歳後半男性。



いやぁ、山にはまだ未知の生物が(以下略)



さて、ようやく昼食。
全行程の1/3くらいの地点かな。
ちょうどよい東屋があったので、それぞれガスコンロを取り出すふたり。



手際よく火を点け、お湯を沸かしはじめるmark-na。
ちょ、待っ、俺コレ使うの初めて…。



取説を読みながら、もたもたと準備するよこみち。
カップラーメンに入れるんだったら、ホースの匂いも気にならないはず。
手作りキャメルバッグの中身を鍋にあけ、火にかける。



くさっ!


沸けば沸くほど異臭を放つ鍋。



くやしいです!



しかも、安かったガスコンロは、無駄に火が広がってて効率悪そうだし、ちょっと横風が吹くと、ぼっ、と音をたてて火が消えちゃう始末。



幸いというか用意周到な我らがアニキ、mark-naが余分にお湯を沸かしてくれたおかげで無事カップラーメンにありつくよこみち。



さらに、瓶詰の野菜を取り出すmark-na。
生野菜のピクルスだそうで。
なんだろう、疲れてるとこういう酸っぱいものが妙においしい。



食後に、コレが今日のメインだと言いたげに、コーヒー豆とグラインダーを取り出すmark-na。



山で挽きたてのコーヒーが飲めるなんて、なんて幸せ。



駄目押しとばかりに、mark-naがなつみかんの缶詰をとり出す。



もう、ね。
なんつーか。



さすが、頼りになるぜ、アニキ!



お腹もいっぱいになった頼れるアニキmark-naと、ホース臭いお湯を捨てるびしょぬれ雨ガッパよこみちは、さらに六甲山山頂をめざして歩きはじめるのだった。




濃い霧の中、まるで保護色のような雨ガッパ。



しつこくもつづく!