よこみち珍道中 剣尾山編 第3話 一気に山頂まで

朝晩がやけに冷えると思ってたら、いつのまにかもう11月も下旬。
風邪などお召しではありませんか?
よこみちです。



せっかく車が新しくなったので、ETCを付けようと思い、阪神高速のETC本体無料キャンペーンの資料請求をしてみました。



取り付け工賃だけ自腹で、セットアップ済みの本体が無料でもらえるみたい。



取り付けが終わったら、どこに行こう。
わくわく。



そういえば昨日、仕事で伊吹山の見えるとこまで行ったんですが。
山の中腹辺りにはもう雪が積もっていました。
ここも一度登ってみたいなぁ。



さて、よこみち珍道中、剣尾山編、まだまだ続きます。






行者山を過ぎしばらく行くと、六地蔵というところに到着。



その名の通り、お地蔵さんが6体並んで立ってる。
昔話の、かさ地蔵を思い出しつつ、



何でお供えがワンカップなんだ?



という素朴な疑問は敢えてスルー。



落ち葉の絨毯の上を、ざふざふ歩いていくと、寺院跡に到着。



建物はまったく残ってなくて、かろうじて石垣の跡がある程度。



こんなところで暮らそうと思ったら、水も食料も大変やんな。
下から運んでくるのもまた修行のうち、みたいな?
まあでも、生きることに精一杯、てのはなんだか尊いような幸せなような。



とか思ってたら、井戸跡もあった。



…まぁ。
それはそれで凄いかも…。



落ち葉に埋め尽くされた寺院跡を過ぎると、剣尾山山頂はもうすぐそこ。



ほどよく体も暖まって、足取りも軽く先に進む三十路男子ふたり。



やがて少し視界のひらけた場所に出た。



ふと振り返ると、遥か向こうにきらきらと大阪湾が輝いている。



うわぁ、あんな遠くまで見えるんや。



ふたたび進行方向に目を向けると。



ハイエースくらいの大きさの岩が鎮座している。
どうやらそこが頂上のようだ。



その大きめの岩の前には、低い台座のような岩がいくつか横たわっていて、腰をおろすにはちょうど良い。



よし、休憩するならやっぱり、一番大きな岩の上が良いよね。



岩のうえには、すでに先客のおじいさんが腰掛けてお弁当を食べていたけど。



手前の岩を足掛かりにして、1.5mくらいの高さの岩によじ登る。



よいしょっ、と。



うわあぁ、凄い眺望。



今自分がいるところより高い山は見えなくて、山また山。
谷あいの盆地に、小さな町が見える。
その遥か向こうに見えるのは、京都の愛宕山だろうか?



すごいすごい、壮大なジオラマみたいだ。



あまりの感動に、先客のおじいさんに声をかけるのも忘れて、かしょかしょとシャッターをきるよこみちなのであった。



続く。