実はまだスタートライン手前
家族連れで市民プールに行ってきました。
イモ洗いじゃなくて、ちゃんと泳げるコースのある25mプール。
そんなまっとうなとこで泳ぐなんて、10年ぶりくらいかな?
クロールは息継ぎできないし、バタフライは溺れそうになるし。
まともに泳げるのは平泳ぎだけ。
…情けない。
さて、気を取り直して、富士山レポートにいきましょう。
ようやく富士山に登りはじめたよこみちとmark-na。
といっても、最初は下り坂になってるみたいで、それも案外長い。
その緩やかな下り坂の右手には、赤黒い瓦礫がはるか上まで続いている。
左手には、柵もなくただ雲の海が広がっている。
うわぁ。
足元近くまで空だ。
まるで飛んでいるかのような、雲のうえの風景。
そこに、自分の足で立っている、てのが信じられない。
辺りは静かで、他の登山客たちの話し声がはっきり聞きとれるくらい。
頭上に雲はなく、眩しいくらいの青空と、雲海の照り返しで、とても午後5時とは思えないくらいに明るい。
眼下に広がる雲海をみてると、まさに別世界に迷い込んだような、不思議な気分。
すごいすごい。
テンションがあがってどんどん進んで行くふたり。
あれ?
さっきからずっと下りなんだけど?
道、あってるよね?
向こうから来てるたくさんの人たちが、1合目から登ってきてる、てこたぁないから、道が間違ってるはずはないんだけど。
これだけ下って、間違えた、って引き返すのはヤだなぁ。
向こうから来る人たちは、ずっと下山道おりてきて、ゴールの手前でけっこう長い上り坂、てことか。
あ。
道の真ん中に、馬糞が。
そういや5合目で見たあの馬は、どの辺まで乗せてってくれるんやろか。
などと考えてるうちに、登山道と下山道の分岐点に到着。
さて、ここからが本番、てことやね。