ピカ☆ンチ ピカ☆☆ンチ

以前観た青春コメディ映画【ピカ☆ンチ】の続編、【ピカ☆☆ンチ*1を観ました。
まずピカ☆ンチについてざっと説明しておくと、

青春とは、誰にとってもピカイチで、そしてハレンチなものである。
東京・品川に建ち並ぶマンモス団地・八塩団地、東京であって
東京でない・・・ちょっとヘンテコなこの団地に住む中学生以来の
”クサレ縁5人組”が、高校最後の「原宿詣で」に出かけたが・・・
この日を境に卒業までの歯車が一気に回転し始める。

ひとことで言うと、「若気の至り」

3年後。
そんな腐った大人が大嫌いな彼らが、それぞれの方法で大人の社会へと適応していこうとしている。

前作「ピカ☆ンチ」で、青学合格を目指し浪人生活を決意した「シュン」(相葉雅紀)、高校中退後地元弱小暴走族を続ける「鮫洲一家」25代目総長「チュウ」(櫻井翔)、父親の店「もとや」で板前業の道を選んだ「ボン」(松本潤)、ガウス八塩店の食品売り場に就職の決まった「ハル」(大野智)、カリフォルニアに旅立った「タクマ」(二宮和也)。高校を卒業しそれぞれの道を歩みだした5人。そして3年の月日が流れたある日…。

そう、すでに青春は終わりかけている。
あるいはとっくに終わっているのかもしれない。
「早く大人にならないといけない」といった焦りと、「腐った大人にはなりたくねぇ」という、むかし友と交わした誓い。
何ともいえないノスタルジックな空気と、いたるところに撒き散らしすぎたギャグ。
涙を流すような感動じゃないけど、胸の奥がじんわり熱くなってくるような、「まだ頑張れる」みたいな。

二十代後半のエリートではない男性にオススメです。

*1:ぴかんちだぶる と読む