一つの結論

ちょっとした用事で、markを招いたんだけど。
そう、残業が終わってしかも明日も仕事のウィークデイ、用事を済ませればすぐに帰ってもらって風呂入ってとっとと寝るのが社会人としての一般常識。
でも、せっかく久しぶりに会ったんだ。ま、コーヒーでも。
ドリップが終わるまでに既に用事は完結してるんだけど。
コーヒーを飲みながら、近況報告も交えてすこし話し合って。
ヨメも子供も寝たし、まま、ちょっと一杯どう?
オススメの焼酎があるんだ。
【問わず語らず名も無き焼酎】
芋の香りが強くて、でも決して呑みにくい訳じゃない。
互いの話だけが肴となって、何とも言いようのない居心地のよさ。
そうそう、これこそが【酒】なんじゃないか。
特に祝い事があるわけじゃない。
ただ、そこにある一体感のような雰囲気。
それも含めて、初めて味わえる。
なんて、ほんの一杯のつもりが二杯三杯。
そうそう、取って置きの酒があるんだ。
【山崎】
これは、美味い酒を探求する、と決めた今年、もっとも琴線に触れた酒だったんだけど。
今まで一人でちびちび飲んでいたのにもかかわらず。


美味い。


そうか、やはり雰囲気が重要なんだ。
誰と呑むのか。どんな話をするのか。
そんな、普段気にもしないような当たり前のことで、少なくとも酒の味はがらりと変わる。
たぶんそんな小さなことの積み重ねで、人生の味も変わるはず。


アナタは、ほんとに話したい人と、話したい事を話せてますか?