ワイヤマン、山へ行く
平日の有給休暇にスーパー銭湯で朝風呂してたら、サウナのドアに挟まってかかとがざっくり裂けました。
よこみちです。
かかとがちょっと裂けたくらいでへこたれてる場合じゃない。
なんせ今日はカミさんも子供もいない、オトナの自由時間。
今日こそは例の計画を実行に移すとき。
はい、大げさに書いちゃいましたが、何のこたぁない。
子供のやるような遊びを、大真面目にやってみるだけです。
ルールはいたって簡単。
身長6cmほどの針金で作った人形を、岩山に見立てた大きめの石に登らせる。
…以上。
子供が、シルバニアファミリーやキン消しなんかで遊んでるのとまったく同じですね。
ただちょっと違うのは、登る工程をズルしない(オトナだからね)てことと、写真を撮る(こっちが本来の趣味)ってこと。
ただ問題なのは、手ごろな石が身近にない。
当然ウチにあるわけないので、近所の公園へ。
で、見つけました。
手ごろな石。
早速、針金でできた人形を取り出し、ちまちまと体勢を変えては写真を撮るよこみち。
感覚的には、クレイアニメを作ってるような気分。
そこまでするといつまで経っても終わんないから、動画にするつもりはないけど。
ふと気付いたら、1時間以上経ってて。
通りかかった公園の管理人さんに声をかけられる。
「虫でもおるんか思たわ」
すいません、子供みたいなことして。
山頂まぎわで、天候が悪化。
ここまできて、登頂シーンを撮らずに帰れるわけない!
休憩所でいったんビバークするよこみち。
幸い、しばらくしたら若干天候は回復。
でも、またいつ降りだすかわからない。
頂上へのアタック、再開します。
今日いちばんの大技、ヒールフックを決めて、ついに登頂。
ガッツポーズを撮影したいのに、風が強くてなかなか2本足で立ってくれない。
手がかじかむ。
しばらく頑張って、ようやく撮影は終了。
それにしても、何だこの達成感は(笑)
傍から見れば、石の前に座り込んで1時間以上ごそごそしているただのアヤシイ人なんだけどね。
さて、今度はビレイヤー付きの二人組でロッククライミングさせようかな。
ザイル付けて、ひとりで絶壁を登らせるのも良いなぁ。